賃貸物件を借りる際、そして住む中で、思いもよらぬトラブルに巻き込まれることは、家を買う場合に比べ、検討時間が短いことが多いのでそう珍しいことではありません。
できれば避けたいですし、もしトラブルに巻き込まれてもなるべく穏便に解決したいものですよね。
そんな賃貸物件でよくあるトラブルの事例と、その解決策についてご紹介します。
是非参考にしてください。
賃貸物件でのトラブル①近隣住民との付き合い
アパートやマンションで上下左右、近隣住民と部屋を接して住むことになる賃貸物件。
足音やこどもの泣き声、家電を動かす音など、さまざまな生活音が騒音トラブルになることがあります。
物件の構造にもよりますが、下の階だけでなく、左右や上下、斜め方向の部屋へも音は響きます。
生活音をなるべく減らすのも近隣住民への配慮ですが、もしトラブルに巻き込まれた場合は、個人同士よりも管理会社や大家など管理をしてくれる方を通すことがオススメです。
管理会社には、このようなトラブル対応のノウハウもありますから、まずは相談しましょう。
賃貸物件でのトラブル②敷金・礼金
賃貸物件を借りる際、家賃や仲介手数料の他、敷金・礼金というお金が発生することがあります。
敷金、礼金共に家賃の1、2か月分を求められることが多いのですが、借主が貸主に対し、入居の御礼の意味で支払うとされる礼金は返金されることがほぼなく、あまりトラブルも聞きません。
一方、敷金は入居時に貸主に預けておく保証金であり、退去時に戻ってくるお金です。
ただ、賃貸物件には退去時に原状回復義務という、元の状態に戻すという義務があり、経年劣化以上の汚れや傷がある場合、修繕費用を払う必要になります。
その費用に充てられるのが敷金であり、足りない分は借主が払うことになります。
この退去時の修繕費用ですが、「設備の減価分は家賃で賄う」、つまり壁紙の日焼けや家具設置による床・カーペットのへこみ、通常使用の場合のハウスクリーニングなどは貸主負担とされるガイドラインがあります。
ところが、契約によっては壁紙の張り替えを負担する、入居期間によって○○%支払う、などされていることも。
退去時に修繕費用が発生した場合は、必ず修繕の見積もりを見せてもらい、負担しなければならない費用かどうか確認してくださいね。
賃貸物件でのトラブル③エアコン設置
物件にエアコンが設備として設置されていない場合、自己負担でつけることがあります。
もしエアコンの配管の穴が開いていなかったり、コンセントがなかったりする場合は、当然管理会社に聞き、エアコンを設置してもよいか、設置してもよいならどの場所か確認をしましょう。
また、元々配管の穴が開いていたり、コンセントがある場合も、設置するときには管理会社へ一報を入れましょう。
退去時に壁紙に残る可能性があるエアコンの本体の跡やビスの穴跡は、通常の住み方をしていて発生すると考えられる劣化にあたり、原状回復の義務がないとされています。
エアコンを設置します、とアピールしておくことで、退去時の敷金トラブルの可能性を減らせるのです。
まとめ
賃貸物件に住む際の、トラブルとその対処法をいくつかご紹介しました。
もちろん今回ご紹介しましたのはほんの一部になりますので、もっとお聞きになりたい方は、ご来社の際に担当のスタッフにお気軽にご質問ください。
一時の仮住まいという意識から近隣住民や設備関係のトラブルがよくあがるのが賃貸物件ですが、管理会社や大家さんなど、第三者を介して解決法を探りながら、ぜひ快適な暮らしを送ってくださいね。
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