ひと昔前は、マイホームを購入する際に購入価格の2~3割程度の頭金がないと住宅ローンに申し込むことができませんでした。
しかし、現在は頭金なしでも購入できる物件が増え、これまで頭金がないことを理由にマイホームを買うことを諦めていた方でも、憧れの家族のお城を手にすることができる時代です。
今回は、頭金なしでマイホームを購入する際に気を付けるポイントや、頭金0のメリット・デメリットをご紹介します。
頭金なしでマイホームを購入するメリット・デメリット
頭金なしでマイホームを購入するメリットとしては、主に以下の点が挙げられます。
・目標額が貯まるまで長期間待たずに希望の物件をすぐ買える
・住宅ローン控除枠を広げられる
・若いうちに購入することで、定年前にローンを完済できる可能性が高まる
一方で、デメリットは以下の点があります。
・金融機関からの借入総額が多くなるため、頭金ありのケースと比較すると毎月の返済額が大きくなる
・ローン返済中、何らかの事情でマイホームを売却する際に住宅ローンが残っていると、売却金額が残債を下回って完済できない恐れがある
・金融機関が頭金なし=返済能力が足りないと判断すると、住宅ローンの審査に通らないケースがある
頭金なしのマイホーム購入は、「この家がほしい!」と思った時に行動に移しやすいことがメリットですが、住宅ローンの審査や購入後の家計悪化などのデメリットもあります。
頭金なしでマイホームを購入する時にかかる費用
ところで、マイホームを頭金なしで買えるといっても、本当にマイホーム購入にかかる費用が全て0円というわけではありません。
住宅を購入する際には、物件価格の他に不動産会社へ払う仲介手数料や登記費用、住宅ローンの保証料などの諸経費がかかり、その合計は物件価格の3~6%くらいといわれています。
また、新生活にかかせない家具家電の購入代金、新居への引っ越し費用などは、基本的に住宅ローンの借入額には含まれません。
そのため、頭金なしでも物件価格以外の諸費用を賄えるくらいの現金は用意しておきましょう。
まとめ
頭金なしでマイホームを購入する際のポイントをご紹介しました。
頭金なしといっても、購入にかかる諸費用分の資金や、ローン返済中に家計が変化しても対応できるくらいの余力は必要であることを覚えておきましょう。
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